一音九九楽

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いちおんくくらく★ひとつの音からたくさんの楽しいこと

「ガンダーラ」が元歌の「ハコネーゼ」CM、明石家さんまさんは本物なのかな?

 

公式チャンネル、更新されました

この記事でもともとご紹介していた動画は公式チャンネルが更新されて、次の動画に置き換わっていました。

ducksfly.hatenablog.com

と思っていたら、なんと、すでにもう次の新しいバージョンに置き換わっています。

現在はこちらのCMになっていますね。

こちらも、セリフ部分の声は、間違いなくさんまさん本人ですが、歌部分の声はさて、どうなんでしょう。口の動きと言葉はきっちり合っているんですけどね。

youtu.be

さんまさん、なんて言ってるのか、書き出してみました。

 

たまらね〜ぜ、ハコネーゼ

新発売のボンゴレは真鯛(まだい)の旨(うま)みが「ジュワジュワジュワジュワ~」

イカスミはホタルイカのコクが「ぎゅぎゅぎゅぎゅ~」

つまりハコネーゼが「ぞくぞくぞくぞく~~~~」

たまらね〜ぜ、ハコネーゼ

イカスミとボンゴレ、出た!

ということになっていますが、「ぞくぞくぞくぞく~~~~」が、「ガクガクガクガク〜」に聞こえてしまいますね。

 

 

こちらもそうですね。こちらは言葉はちゃんと聞き取れますが。

youtu.be

 

ここから元記事

そうして、ここからが元々の記事なのですが、この中でご紹介していた「公式」の映像はすでに新しいCMと置き換わっているので、削除されています。

なので、YouTube上に残っていた映像をご紹介しておきますが、記事後半の映像は残念なことに、ほぼ発見できず、見られません。

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箱がないのでハコネーゼ

箱がないので「ハコネーゼ」というダジャレネーミングで売出中の、創味(そうみ)食品のレトルト食品「ボロネーゼ」。

ゴダイゴのヒット曲「ガンダーラ」のメロディーにのせた「ハコネーゼ、ボロネーゼ、ハコネーゼ、ボロネーゼ」という歌とともに、さんまさんとおぼしき人が回り舞台のように回転して、ボロネーゼが回転する映像と交代に現れます。最後に歌に合わせて、さんまさんとよく似た人が「ハコネーゼからボロネーゼ」と歌います。

「さんまさんは本物なのか」疑惑

このがさんまさんの声ではなく、モノマネの人の声ではないか、そして、映像も本物のさんまさんではなく、モノマネの人ではないのか、という疑問がネット上に持ち上がっています。

では、よく見てみましょう。

 

「ハコネーゼ」CMには3種類があります。

1)「ガンダーラ」編15秒

1)創味ハコネーゼ「ガンダーラ」編15秒

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聞いてみると、最後に「ハコネーゼからボロネーゼ」と歌う、さんまさんとおぼしき人の声が明らかに違うんですね。

2)「レンチン訴求」編15秒

二つ目はこちら。

こちらでは、さんまさんとおぼしき人が「ガンダーラ」編とはまた違うポーズで、電子レンジの回転台をイメージしているのでしょうか、回り舞台の上に乗って、ポーズを取ったまま回っています。

途中で「電子レンジの「チン」の音がして庫内の電気が消え、続けて「チン」の音とともに回り舞台の照明も消えてしまいます。

そこで、真っ暗な闇の中でさんまさんによく似た人が「なんでやねん」とボケてから「ハコネーゼからボロネーゼ」と歌います。

 

2)創味ハコネーゼ「レンチン訴求」編15秒

youtu.be

「なんでやでん」はさんまさんの声ですが、そのあとの「ハコネーゼからボロネーゼ」の歌声は、やっぱり声がちがいますよね。

 

3)「次の味は?」編15秒(現在見られません)

さらに3番目の映像はこちら。

こんどは「ハコネーゼ、ボロネーゼ」の4回目の歌詞にかぶせてさんまさんとおぼしき人が「つぎの〜あじは〜〜?」と問いかけるように歌うと、それを受けてスタッフのみなさんが、「言えね〜ぜ」と、歌って答えるバリエーションになっています。

3)創味ハコネーゼ「次の味は?」編15秒

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このバージョンでの「次の味は」と歌っている声は、明石家さんまさんのようにも聞こえないこともないですが、やっぱりちょっとした違和感がありますね。

そこで追加資料。6秒CM(現在見られません)

さらに、この3種類の15秒CMには、それぞれ6秒のスポット的なパターンも作られています。

あっという間に終わってしまうので、よく聞いてくださいね。

A)「ガンダーラ」編6秒

明石家さんまさんの顔のアップと「ハコネーゼからボロネーゼ新登場!」というセリフ。

A)創味ハコネーゼ「ガンダーラ」編6秒

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このセリフも映像も明石家さんまさん本人ですね。これは分かりやすいです。

B)「レンチン訴求」編6秒(現在見られません)

明石家さんまさんの顔のアップと、人差し指を立てての「レンジで1分!」という、これも明石家さんまさんのナレーションが入ります。

B)創味ハコネーゼ「レンチン訴求」編6秒

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これも映像、音声ともに、疑いようもなく明石家さんまさん本人ですね。

 

C)「次の味は?」編6秒(現在見られません)

こちらでは歌が「ボロネーゼ、ハコネーゼ」と順番が変わって、明石家さんまさんが「つぎのあじは?」と言うと、スタッフのひとたちが「言えねーぜ」と答えるのは15秒版と同じですね。ただし、、、歌っているのではなく、いつものしゃべくり口調で問いかけています。

C)創味ハコネーゼ「次の味は?」編6秒

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これも、映像も、しゃべくりのセリフも、元気いっぱいの明石家さんまさん本人ですね。

ここに疑問を解くヒントが

そしてこの部分が、「15秒版」と同じように見えますが、実は違っているので、ここの違いが、「本物のさんまさんなのか」疑惑を解決する大ヒントになりました。

見比べるとよく分かりますね。

15秒版の方では「つぎのあじは〜」と歌っているのですが、6秒版の方では、「次の味は?」と普通のセリフとして元気いっぱいにしゃべっているのです。

「歌」と「しゃべくり」の違いです。

さんまさんは歌が苦手?

明石家さんまさんは「しゃべくり」の名人、と言うよりもはや天才ですが、ひょっとして歌はからきし苦手なタイプなのでしょうか。

昔はキッコーマンのCMで「幸せって何だっけ何だっけ」なんて歌も歌っていたので、そんなに苦手と言うわけでもなさそうなんですけどね。

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いっぽう、明石家さんまさんのモノマネで有名な「ほいけんた」さんというタレントさんがいますが、こちらはモノマネで売り出しただけあって、歌マネも得意、特に郷ひろみさんの歌マネには定評があるようです。

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創味食品さんの公式ホームページにはこのCMについて、「さんまさんの美声」と書いてあるので、素直に、ああ、ということはさんまさんの声なんだな、と受け取っても良さそうではありますが、わざわざ書いてあるのが、かえって怪しい、と、裏読みの好きな私はにらみました。

ということで結論が出ました。

そう思って、改めて映像を見てみると、歌っていない、しゃべりだけの6秒CMの明石家さんまさんは3つとも、映像も声もすべて本物確定ですね。

そして、15秒CMの歌っているバージョンの方の明石家さんまさんは、動かないで静止している姿が超珍しくて慣れないせいか、本物なの?思ってしまう映像と「なんでやねん」のセリフは、すべて本物。

しかしながら、明石家さんまさんが「歌っている」場面の歌声は全部、モノマネタレントの「ほいけんた」さんの声によるアテレコだった、という結論でした。

 

今回のお話

今回は、「ハコネーゼのボロネーゼ」CMの明石家さんまさんが本物なのかどうなのか、というネット上の疑問の声に答えるべく、全CM映像をじっくり検証してみたら、さんまさんが歌う場面の歌声だけが、モノマネタレントの「ほいけんた」さんによる吹き替え、アテレコだということがわかった、というお話でした。

最後に、元歌となった、ゴダイゴの「ガンダーラ」をご紹介して、締めといたします。

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ガンダーラ (English Version)

ガンダーラ (English Version)

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