「キョエ」ちゃんの名前は、いきものがかり「吉岡聖恵(よしおかきよえ)」さんから?
NHKの人気番組「チコちゃんに叱られる」の最後のコーナー「ひだまりの縁側で・・・」に登場して、岡村さんに毒舌で突っ込みまくっていた「キョエ」ちゃんが「ずん吉(きち)」くんに変わったことが話題になっています。
「キョエ」ちゃんと「ずん吉」くんの正体、いわゆる「中の人」について探ってみました。
「聖恵」→「きよえ」→「きょえ」→「キョエ」?
「キョエ」ちゃんが誰なのかは公式には発表されていないので、推測になってしまうんですが、どうやら、いきものがかり「吉岡聖恵(よしおかきよえ)」さんなのではないか、というのがほぼ定説になっているようです。
その根拠として、キョエちゃんの歌「大好きって意味だよ」が、NHK「みんなの歌」で紹介された際、「うた・吉岡聖恵」というクレジットが一瞬出たそうなのです。すぐに消えたそうですが。
そう思って「キョエ」ちゃんの歌声を聞いてみると、たしかに「きよえ(聖恵)」さんみたいですね。
「きよえ」だから「きょえ」→「キョエ」というネーミングも、そう思うと自然です。
「大好きって意味だよ」キョエちゃん
作詞作曲は槇原敬之(まきはらのりゆき)さんですが、「人間たちが」なんて歌詞があるところが、いよいよ「いきものがかり」っぽいですね。
「ずん吉」くんと交代
そして、2022年10月7日からの「チコちゃんに叱られる」にはキョエちゃんに代わって、キョエちゃんに似ているけど、ちょっと違う、「ずん吉」くんが登場しています。
声が「キョエ」ちゃんと比べると野太い感じで、中の人は男性だろうなあと思われます。
なぜキョエちゃんはいなくなっているのか。
キョエちゃんがいなくなったのが、吉岡聖恵さんが産休に入った時期と同じだ、というので、「カラスのキョエちゃん、産(卵)休中」、というのが定説のようです。それはおめでたい事ですね。
「ずん吉」くんは誰?
となると、気になるのが、キョエちゃんに代わって現れた、頭にリーゼントを乗っけた悪そうな「ずん吉」さんが誰なのか、ですね。
着ている「スカジャン」には「ワル」という刺繍がしてあります。
ネットでは、「いきものがかり」の水野良樹さんか、お笑いユニット「ずん」の飯尾和樹さんか、という声があがっています。
2つのヒント
「深い付き合い」「週に五日板金の仕事をしている」
ヒントとしては、ずん吉くんが自分で言っている、キョエちゃんとの「深い付き合い」がある、という言葉、そして、「週に五日板金の仕事をしている」という言葉です。
ここから、真相に迫って行きたいと思います。
本当の名前をひねってある
まず、「きよえ」という本当の名前をちょっとひねって「キョエ」という名前になっていることから、「ずん吉」という名前も、本当の名前をちょっとひねってあると思われます。
「ずん」説は消える
その点から、まず、「ずん」の飯尾和樹さんは消えますね。
「ずん」が全くひねっていない、「ずん」そのままの名前であるということもあるので、可能性は低いと思われます。
きよえさんと「深い付き合い」があるとも思えませんし、「週に五日板金の仕事をしている」と聞いたこともありません。
水野良樹さんはヒントに合ってる
いっぽう、水野良樹さんは、まさに「いきものがかり」メンバーなので、まず、吉岡聖恵さんと「深い付き合い」なのは間違いありませんね。
作曲と板金に共通するキーワード「打ち込み」
そして、「週に五日板金の仕事をしている」!
これが決め手です。
作曲の「打ち込み」
水野良樹さんは、「いきものがかり」の作詞作曲者として知られています。
そして、作曲にはMacのパソコンでDTMソフトを使っています。
DTMとは「Desk Top Music (デスクトップミュージック) の略で、作曲作業としてパソコンの画面上で音符などを「打ち込んで」いきます。
パソコンによる作曲作業のこと全般を「打ち込み」と言うんですね。
こんな感じです。
板金の「打ち込み」
そして「板金(ばんきん)」ですが、金属の板を加工する作業です。
板金用語としては、「打ち出し」「打ち抜き」などの専門用語がありますが、そのうちで、金属の板にナットやボルト、リベットなどを打ち込んで行く作業がまさに板金作業のなかでの「打ち込み」と呼ばれる作業です。
この写真の古いリベットの位置を見ていると、楽譜上の音符の位置のようにも見えますね。
パソコン作曲、板金、両方ともに「打ち込み」作業があるので、「週に五日板金の仕事をしている」とは、ほぼ毎日パソコンで作曲している、という意味なんですね。
(残りの二日間で「チコちゃんに叱られる」の収録をしているのでしょうか)
「ずん吉」の名前のひねり方
さらに、「ずん吉」という名前ですが、「水野良樹(みずのよしき)」の「ず」と、それに続く「の」をローマ字にした「NO」のうちの最初の「N」を続けて「ずN」つまり「ずん」。
下のお名前の「よしき」の「よし」は「吉岡聖恵」の「吉」とも同じ音なので、「ずん」に「吉」をくっつけて、「ずん吉」というわけです。
また、吉(きち)の「き」は「よしき」の「き」でもある上に、「きよえ」の「き」でもありますね。
なるほど、どこまでも「深い付き合い」なんですね。
というわけで、総合的に見て、「ずん吉」くんは、「いきものがかり」メンバーの「水野良樹」さんである、という結論に達したのでした。
今回のお話
今回は、NHK「チコちゃんに叱られる」の「ひだまりの縁側で」コーナーに出演していた「キョエ」ちゃんが「ずん吉」くんに交代したハッピーな理由と、「キョエ」ちゃんと「ずん吉」くんの「中の人」はそもそも誰なのか、という謎について解き明かしました。
「キョエちゃんの卵が無事にかえって、ヒナが巣立ちをしたら戻って来ることを期待しましょう。
もしかして、子ガラスと一緒に戻って来るかも知れません。
キョエちゃん復活、ずん吉くん卒業
と思っていたら、2023年3月31日、「ひだまりの縁側で・・・」のコーナーに、ずん吉くんと並んでキョエちゃんが復活。
それにともなって、ずん吉くんはこの日をもって卒業、ということになりました。
「やらかして」クビ状態だった板金工場の社長からお許しが出た、という事で戻ることになったようです。つまり、また作曲に専念する、という事ですね。
その後の会話の中で、キョエちゃんとずん吉くんが二人とも好きなものが「おたまじゃくし」ということなのですが、これは言うまでもなく「音符」のことですね。
二人とも音楽が好き、ということですが、それに続けて「ザリガニも好き」という発言もあり、これまた「いきものがかり」説を裏付ける発言と解釈されます。
キョエちゃん、復活おめでとう♪♪♪
ずん吉くん、卒業おめでとう♪♪♪
2023年4月7日追記
今日の放送では、キョエちゃんの声とは別に、ずん吉くんの声も聞こえましたね。
止まり木に止まっている本体はキョエちゃんしかいなくて、ずん吉くんは「声はすれども姿は見えず」状態でしたが、「星に近いところ」にいるので、まだ声だけは聞けるそうです。「天の声」みたいに残ってくれても楽しそうですね。
2023年4月14日追記
今日もずん吉くんの「天の声」が、ちょっとだけ聞こえましたね。
キョエちゃんとしては、思い出してみれば、ずん吉くんがスカジャンを着ていたので、それに比べると、「キョエ、何も着ていないみたいで恥ずかしい」と、羽をバタバタさせて、言われてみればなるほどな発言をしていました。
2023年4月21日追記
今日の放送でも、ずん吉くんが「天」からサザンソングを歌ったりしていました。
「オレを星にしようってのかあ」とか、自分から言い出したのにゴネているので、当分、ずん吉くんは「天の声」として居残りそうですね。
(その後、完全に星になってしまったようですが、いつ気が変わるか分からないので、期待して待ってましょう)
2023年8月25日追記
復活後のキョエちゃんは、ますます怖いもの無しキャラになっているようで、今日は、「ポロリもあるかも」と、なかなかステキな発言がありました。
2023年12月15日追記
チコちゃんの中の人「キム兄」こと「木村祐一」さんがインフルエンザのため休みで、代役として、「キャイ〜ンの天野くん」がチコちゃんになりました。