- 三井住友「 Olive の人」CM曲
- 元曲はベッツイ&クリスの「白い色は恋人の色」
- 作詞作曲は「フォークル」メンバー
- ベッツイ&クリス(BETSY&CHRIS)はハワイ音楽グループメンバー
- 今回のお話
三井住友「 Olive の人」CM曲
三井住友銀行のスマホの口座「Olive(オリーブ)」を使いこなしている「Oliveの人」である吉高由里子(よしたかゆりこ)さんを、まだ「通帳の人」である、お笑いコンビ「ダイアン」津田篤宏(つだあつひろ)さんが見て、自分も「Oliveの人」になろうかな、と思っている、というCMですね。
このCMのバックに流れる爽やかな音楽で、とても澄んだ歌声で歌っているのは、シンガーソングライターの「カネコアヤノ」さん。
カネコアヤノさんは、ユニクロのCMにも出演しています。
ところで、この三井住友「 Olive の人」の音楽、どこかで聞いたことのあるメロディーですね。
「Oliveの人〜スマホ」篇 アプリDL Ver 30秒
「Oliveの人」歌詞
軽やかなあの人は
Oliveの人
口座もクレカも手のひらに
Oliveの人
Oliveの人
Oliveの人
「Oliveの人〜PayPay」篇 アプリDL Ver 30秒
「Oliveの人〜PayPay」篇 歌詞
美しいあの人は
Oliveの人
PayPayもお上手な
Oliveの人
Oliveの人
Oliveの人
元曲はベッツイ&クリスの「白い色は恋人の色」
このメロディーの元曲は、1969年10月発売のヒット曲、ベッツイ&クリスの「白い色は恋人の色」。
向かって左が「ベッツイ」右のギター担当が「クリス」です。
「クリス」は「スリーフィンガー」というギター奏法で演奏していて、そんな奏法が出来ないフォーク民からは「すげー」と感嘆されたものです。
ベッツイ&クリス「白い色は恋人の色」
「白い色は恋人の色」歌詞
1)
花びらの白い色は 恋人の色
なつかしい白百合は 恋人の色
ふるさとの あの人の
あの人の足元に咲く白百合の
花びらの白い色は 恋人の色
2)
青空のすんだ色は 初恋の色
どこまでも美しい 初恋の色
ふるさとの あの人と
あの人と肩ならべ 見たあのときの
青空のすんだ色は 初恋の色
3)
夕焼けの赤い色は 想い出の色(クリス)
涙でゆれていた 想い出の色(ベッツイ)
ふるさとの あの人の
あの人のうるんでいた 瞳にうつる
夕焼けの赤い色は 想い出の色
想い出の色 想い出の色・・・・・・・
作詞:北山修
作曲:加藤和彦
作詞作曲は「フォークル」メンバー
作詞の「北山修」と、作曲の「加藤和彦」は、「はしだのりひこ」と一緒に、伝説の三人組フォークグループ「ザ・フォーク・クルセダーズ(略称「フォークル」)」を組んで、「帰って来たヨッパライ」で一世を風靡。
松山猛訳詞の「イムジン河」、寺山修司作詞の「戦争は知らない」、五木寛之作詞の「青年は荒野をめざす」などのヒットがありますが、活動期間1年で1968年10月に解散。
「ザ・フォーク・クルセダーズ」は、アメリカのジャズバンド「ジャズ・クルセダーズ(The Jazz Crusaders)」をもじって付けた名前で、Crusadersが「十字軍」という意味なので、世界中の民謡を紹介する、というコンセプトでした。
「北山修」と加藤和彦」コンビでは、「あの素晴らしい恋をもう一度」もヒットしました。
ベッツイ&クリス(BETSY&CHRIS)はハワイ音楽グループメンバー
「ベッツイ」こと、エリザベス・ヴァージニア・ワーグナー(Elizabeth Virginia Wagner)さん(ハワイ出身)と、「クリス」こと、クリスティーン・アン・ロルセス(Christine Anne Rolseth)さん(アイダホ出身)は当時17歳。
共に、ハワイのカイルア・ハイスクールの生徒たちで結成された「サウンズ・オブ・ヤング・ハワイ」という音楽グループのメンバーとして1969年7月に来日公演、その際にスカウトされました。
どんなグループだったのかは不明ですが、多分、ハワイの民謡「ハワイアン」を歌ったのではないかと推測。
なるほど、「フォークル」とは「民謡つながり」だったのかと納得しました。
今回のお話
今回は、ベッツイ&クリスの「白い色は恋人の色」の作詞は「北山修」、作曲は「加藤和彦」という「ザ・フォーク・クルセダーズ(略称「フォークル」)」のメンバーだった、というお話です。
「フォークル」解散後1年目の作品、ということになりますね。
ベッツイ&クリスも3ヶ月で日本語が歌えるとは、すごいものです。
それにしても、調べたら、「フォークル」の「加藤和彦」氏も「はしだのりひこ」氏も、そして「クリス」さんさえも、もうすでに他界されているんですね。
昭和は遠くなりにけり。