2021年2月4日15:30に申請して、翌日2月5日2:58に合格通知です。申請から合格通知まで約12時間ですね。
こんなに速く、しかも深夜に、と言うより未明に結論が出るところを見ると、どうやらアドセンス審査は人間が徹夜して見ているわけではなく、自動的に行われているようです。(あくまでも私の推測です。最近の言葉でいうと「知らんけど」でしょうか)
私は「Word Press」でもアドセンス合格していますが、今回の「はてなブログ」では、合格に必要な最低限の事だけやってみようと、ほぼ本文記事を5つ書いたのみの状態で申請してみました。
いろいろな付属的なことは、「はてなブログ」がフォーム設定してくれているわけだからちょっと横に置いといて、という、全く万全ではない状態での申請でした。
合格のために必要なポイントを書いておきます。
- 合格するための15のポイント
- 1)独自ドメインは必要ない
- 2)無料版でも大丈夫
- 3)記事数は5つでOK
- 4)文字数は1記事あたり2000文字
- 5)「グーグルサーチコンソール」で、「グーグル用のサイトマップ」は送信しておく
- 6)申請したら広告コードを貼る
- 7)プロフィールは必要なし
- 8)「プライバシー・ポリシー」、「お問い合わせ」も、申請時点では必要なし
- 9)カテゴリー分けも不要
- 10)各記事にアイキャッチ写真は入れました。
- 11)記事中「見出し」は使いましたが、「目次」は入れたり入れなかったりです。
- 12)文章の装飾にはそれほど凝っていません。
- 13)申請のタイミング。
- 14)著作権には気をつける
- 15)広告は入れていません。
- おまけ)最初の5記事は、合格基準として保存版に
- 今回のお話
合格するための15のポイント
「はてなブログでアドセンス審査に合格する」ために私がやったこと。
1)独自ドメインは必要ない
合格のためには独自ドメインが必要、という説がある一方、独自ドメインなしの「はてなブログ無料版」でも合格した、という記事もあるので、やってみる価値はあると思いました。
2)無料版でも大丈夫
無料版では「独自ドメイン」が使えなかったり、「固定ページ」が使えなかったりするのですが、「合格」のためには全く関係ありません。
また、合格後の話になりますが「固定ページ」がなくても「about」ページを使ったり、本文ページを使う方法が使えます。独自ドメインについても、今の所、なくても不便は全く感じません。
3)記事数は5つでOK
調べてみると、10記事推奨の方が多いのですが、最低記事数「3」で合格された方もおいでなので、5つ書いたところで申請してみました。たくさんの記事を書いて不合格になった場合、どこが悪かったのかが分からなくなる心配がありました。修正も大変な作業になります。
4)文字数は1記事あたり2000文字
合格5記事の文字数は
2098
2184
2954
2102
1329
合計10667文字
平均 2133文字
となっています。
私は2000文字を超えると、自分の文章でも「長い」と感じてしまうので、1000~2000文字くらいがちょうど良いと思います(推測です)。
5)「グーグルサーチコンソール」で、「グーグル用のサイトマップ」は送信しておく
グーグル用のサイトマップは必要
読者用のサイトマップは作っていません。記事がまだ5つでは、マップを作ってもあまり意味がありませんよね。
が、「グーグル用のサイトマップ」は、グーグルに送ってグーグル巡回ロボットにブログを認知してもらうために、必要です。これはもう書き始めて最初の方の時期、1月のうちにしっかり送っておきました。
「コンテンツが見当たらない」のような理由で不合格になる、という話をよく読みましたが、このへんが原因ではないかと思います。
グーグルサーチコンソール
グーグル用のサイトマップをグーグルに送るのには「グーグルサーチコンソール」というサイトを使うことになります。
この「グーグルサーチコンソール」は、サイトマップを送る機能の他にも、記事をアップしたらすぐにグーグルにその記事を登録して、グーグルの検索対象に入れてもらう、という機能もあるので、超重要です。
また、反対に、いらなくなった記事を検索対象から外してもらう時にも使いますので、さらに重要です。記事を削除したらここからも外しておかないと、その記事を他のブログに移した時などに「コピーサイトです」と、グーグルによるチェックに「ダブリ記事」として引っかかったりします。
さらにこのサイトには、記事を書く際に役に立つ機能として、読者がどんな検索キーワードで自分の知りたいことを検索しているかが分かる「検索パフォーマンス」という項目があります。
ある程度の記事数がたまっってからの話ですが、自分のブログ記事の文章の、それぞれの言葉「検索キーワード」ごとに、Google検索での「クリック数」「表示数」「掲載順位」が分かる、というスグレモノです。
例えばこの記事で言えば「独自ドメイン」という検索キーワードに対するクリック数が他のワードより多いとなれば、「独自ドメイン」についての言及をもっとくわしく書く、といった対処ができます。
導入方法はこちらを参考にさせて頂きました。ありがとうございました。
アナリティクス
アナリティクスも使っていますが、こちらは、どの記事がどのくらい読まれているか、とか、読者の滞在時間はどのくらいだ、とかが分かる機能なので、とりあえずの合格のためには必ずしも必需なものではありません。
が、やはり読者の動向も分かりますので、余裕があれば入れておきたいですね。
最近、「G」で始まるトラッキングコードになっているのですが、はてなブログではまだ対応していません。「UA」で始まるトラッキングコードの作り方はこちらを参考にさせて頂きました。ありがとうございました。
追記:その後、「G」で始まるトラッキングコードを使うやり方を発見しました。
ありがとうございます。
6)申請したら広告コードを貼る
申請してから、「グーグルアドセンス」の広告コードを、記事上、記事下、フッター、ヘッダー、サイドバーと、HTMLが貼れる場所には全部貼っておきました。グーグルアドセンスに申請すると、グーグルアドセンスの方から、そうするように指示されるので。
7)プロフィールは必要なし
プロフィールも、はてなIDと登録のハンドルネームだけで、写真も入れず、自己紹介的な事も一切書いてありませんでした。(合格後からいじりました。)
ブログ自体のマークも空欄のままでした。(これも、あとから入れました)
8)「プライバシー・ポリシー」、「お問い合わせ」も、申請時点では必要なし
また、合格のためには「プライバシ・ポリシー」「お問い合わせ」などが必須、という情報がある一方、「はてなブログ無料版」で「プライバシ・ポリシー」も「お問い合わせ」も作らなかったけど合格したよ、という人もいるのですね。
そりゃあ、楽な方が良いのに決まってますから、今回はとりあえず「必要最低限のこと」と「本文のみ」で勝負してみた、というわけです。(それほどの気合でもありませんが)
「お問い合わせ」と「コメント欄」とは意味が違います。
「はてなブログ無料版」でも「コメント」する機能があるので、「お問い合わせ」は同じような機能なんだからわざわざ作らなくても良いかな、と思ったりしました。
しかし、これは合格後に「はてな規約」を読んだところ、ダイレクトな「連絡先」を見やすいところに出すように、という条件が明記されているので、合格後に遅ればせながら「Gmail」のメルアドを出しました。
なお、自分には責任がないと思いがちの、コメント欄の中身自体も、実はアドセンス審査対象なので、コメントは事前にコメント内容をチェックできる「承認制」を選択しておきましょう。
プライバシー・ポリシー
これも申請段階では入れていません。
しかしながら「プライバシ・ポリシー」は、どのサイトを見ても、たいがい置いてあるので、入れておいた方が良いかなあ、と思いました。
で、申請したあと、時間があったので、入れておくことにしました。
が、「はてなブログ無料版」には、「はてなブログ有料版」や「Word Press」にあるような「固定ページ」というものがありません。
それで、一番最初の投稿、初記事は1月2日にアップしたので、その前の日である1月1日の「記事」として、他のブログからコピペを活用して引っ張ってきて、「プライバシー・ポリシー」ページを作りました。
(「はてなブログ」の「日付を過去に設定できる」という機能は、時空を超えることができて、記事の並び順を変えられるので便利です)
その1月1日の記事のURLアドレスを、サイドバーの「リンク」という欄に貼り付けて「プライバシーポリシー」というタイトルをつけてリンクしておきました。(あとから、「プライバシー・ポリシー、連絡先」として、「連絡先」の Gmail を追加しました。)
アドセンスに合格してからあと、ようやく「about」というページがあるのを発見しました。こちらを「プライバシーポリシー」用に使えばもっとカッコよかったかなと思いますが、もうこれで合格してしまったので、このままにしておきます。
9)カテゴリー分けも不要
そもそも5記事ではブログ内をひと目(スクロール)で見渡せますので、不要ですね。
10)各記事にアイキャッチ写真は入れました。
著作権フリーの無料画像を、Pixabayで探して入れました。
また、これは合格したあとから気が付きましたが、編集画面の右側にある「iTunes」ボタンで入れることができる楽曲紹介のCDジャケットなどの画像も、アイキャッチ画像として有効です。これを使うと、ちょっとカッコいいかも。
11)記事中「見出し」は使いましたが、「目次」は入れたり入れなかったりです。
見出しは使うほうが良い、というアドバイスを読んだので、入れました。「目次」も、指定すれば、「はてな」が自動的に作ってくれますので、超便利です。うっかりして入れなかった記事もあります。
12)文章の装飾にはそれほど凝っていません。
「囲みケイ」なども使っていませんが、「はてな」の親切な機能として、動画や楽曲紹介や翻訳などの「引用」部分にケイが付いたりしますので、見た目のメリハリがそれなりにつきます。
なので、文章部分についてはあまりいじっていません。
13)申請のタイミング。
最終記事、5記事めをアップしたら、すぐに申請しましたが、そのタイミングが有効かどうかは不明です。
1月中に4つの記事を書いていて(1週間に1記事)、2月になってから5つ目の記事をアップして、その日のうちに申請しました。
この「記事をアップしてすぐ」という申請のタイミングが、審査を左右する要素なのかどうかは分かりませんが、「Word Press」で合格したときも同じようなタイミングだったので、案外重要なことなのかも知れません(推測です。「知らんけど」です)。
14)著作権には気をつける
著作権について有利な「はてな」
これが今回、音楽系のブログを作るために「はてなブログ」を選んだ最大の理由です。
「はてなブログ」「ライブドアブログ」「アメーバブログ」などなら、ブログ運営会社がJASRACに歌詞使用料を払ってくれているので、歌詞を載せても大丈夫、という安心材料がありました。
「Word Press」など使っている場合などはそういう保護は全くありませんので、ヒヤヒヤものです。
You Tubeの映像貼り付け、歌詞サイトやフェイスブックなどのSNSへのリンクなどは、著作権上も大丈夫だ、という情報はあるものの、今ひとつ、本当に大丈夫なのだろうか、という不安がありました。
かなりの心配性なので、記事数がまだ少ない内ならペナルティを受けてもダメージが少ないだろう、ということで、この私が書いたブログ記事で著作権上、本当に行けるのかを、早い段階で確かめるためもあって、5記事だけの段階で申請したのです。
具体的な合格基準が分かった
この5記事でグーグルアドセンスの審査を通ったということは、これで著作権上も問題ないよ、というお墨付きをグーグルからもらったようなものなので、ひとまず安心です。
また、その後、AppleのiTunesアフィリエイトにも合格したので、Appleにも認められた事になり、安心しておりました。
iTunes申請については、こちらを参考にさせて頂きました。ありがとうございました。
ところが、別に登録申請していた「もしもアフィリエイト」から、登録できません、というお知らせが。
ブログ内の動画に著作権侵害のものがある、というわけです。もっとも、引っかかったのは最初の5記事ではなく、その後に書いた記事で、確かに公式ではないテレビ映像がまぎれ込んでいましたので、即刻削除しました。
おかげさまで、どこまでが著作権上セーフなのか、大体の感じはつかめて来ましたが、やはり著作権は細心の注意が必要ですね。
15)広告は入れていません。
そもそも「アドセンス広告」を入れてもらうために申請しているわけで、「はてな」さんが記事下に入れている広告一個だけ、という状態でした。
おまけ)最初の5記事は、合格基準として保存版に
これは合格後の事ですが、みなさまのご参考にしていただくために、また、自分自身で合格基準を確認するために、このグーグルアドセンス審査の対象になった1月2日から2月4日までの5記事は、いじらないでおきます。
あとから見ると、ついつい「あ、ここはこうした方がいい」とか「ここは削ったほうがいいなあ」とか思ってしまいますから。
後からいじると、どういう記事で合格したかという合格基準が分からなくなってしまうので、合格した時の原状のままで置いておきます。
みなさまのご参考になれば幸いです。
私自身も、ここに戻って来れば、どんな合格基準だったかが分かるので、自信がつきます。※
※2022年1月15日追記:と思っておりましたが、やはりその後、色々正しくない表記などが見つかったりするので、最低限の変更は加えておくことにしました。
今回のお話
今回はGoogle Adsenseの審査に合格するための15のポイントを、一ヶ月5記事で合格した私の合格体験から整理してみました。
整理してみると、「はてな」さんの、ブログを書くための補助機能は大変優れているということが確認できました。
ブログ界での評判が良い理由も納得ですね。
なお、ここまでで、5239文字です。こうやって書きながら文字数がすぐに分かるところも「はてな」のメリットです。
と、書いているうちに5303文字になってます。自分としては、ちょっと長すぎる記事だと思います。
必要な部分だけ、ピックアップしていただければ幸いです。